2019/3/10 名古屋ウィメンズマラソン2019
岩出が2時間23分52秒の自己新で日本人1位
会見時の一問一答
「40km走でも、30kmからの頑張りをかなり意識しました。それがレースに生きていた」

Q.今日の感想を。
岩出 優勝はできませんでしたが念願の日本人1位をとることができて、自己新もついてきました。うれしいです。
Q.30km過ぎでどこかに痛みが出たようにも見えましたが、アクシデントがあったのですか。
岩出 特にそのようなことはなかったです。
Q.表情が変わったように見えましたが?
岩出 ペースメーカーが外れたら一気にペースが上がりました。ついて行きたかったのですが、ケニア選手の反応にまだ、ついていく力がありませんでした。
Q.2時間23分台を出したことでMGCに弾みになりましたか。
岩出 ずっと2時間23分台を出したいと言いながら出せていませんでした。今回は意識しすぎずに走れたことがよかったのかもしれません。自己記録がずっと2時間24分台でした。そこは何としても切りたい思いがありました。
Q.特に力を入れた練習がありましたか。
岩出 40km走でも、30kmからの頑張りをかなり意識しました。それがレースに生きているとレース中にわかりました。脚が残っていたので最後に、3つ順位も上げられて、大きな手応えを感じました。
Q.フォームが変わったように見えました。横から見てペタペタ置くのではなく、ヒザが上がっている。
岩出 ペタペタを意識してやめたというよりも、走る以外の部分で、より上手に体を動かすことを心がけ、走る以外のトレーニングも一生懸命にやってきました。
Q.(質問不詳)
岩出 会社(ドーム)に友岡というメジャーリーガーも指導したストレングスコーチがいて、走りを見てもらい、もう少しここを上手に使えれば良いよね、と考えてもらって、メニューも出してもらいました。やっているときは走りにどう生きるのかすぐにはわかりませんでしたが、続けて来たら走りに自然と生きてきました。
Q.どのくらいの頻度でやってきたのですか。
岩出 会社にいるときは、社内にジムがあるので週に3日間行います。国内合宿のときは週に1回は来てもらって直接指導してもらっていますが、友岡が来られない間は自分でやります。
Q.直前まで行いますか。
岩出 回数やボリュームは落とすことがありますが、動き自体は直前までやっています。
Q.距離は違いますが昨年も後半で集団から落ちてしまいました。そのあとの気持ちの持ち方に違いはありますか。
岩出 昨年は25kmくらいで後れ1人旅になってしまい、気持ちも入らず淡々と走る感じになってしまいました。今日は30km以降も見える位置に何人かいて、集中力を切らさずゴールまであきらめずに前を追うことができました。
Q.ケニア合宿で苦しんできた成果が…。
岩出 十分にあったと思います。


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